プロジェクト紹介
「人・地域・モノ・シゴト・ライフスタイル・イベント」分野でもご紹介しています。 カテゴリー別、地域別検索が可能です。
ホップさんぽ 第2弾! 大阪・中津まちあるき
ホップでつながる仲間たちと訪れた土地を散歩する『ホップさんぽ』
出発拠点となった中津ブルワリーでは、この日第4回目となるビールの仕込みをしていました。
中津ブルワリー#004の仕込みビールでアロマホップ(香りづけホップ)として使うのは、ホームホップファーマー(自宅のお庭やベランダでホップを育てる方)からあつめられたフレッシュホップ。
ホームホップファーマーのお一人である大阪市阿倍野区にお住まいの大森さんは、阿倍野の魅力づくりをするコミュニティ「あべのって」に所属。あべのって内に『ホップ部』をつくり、ホップ栽培からビールづくりを楽しみながら、まちの仲間づくりと魅力づくりをされています。
中津のブルワーたちがビールを仕込み中、あべのってのお二人と中津ブルワリーの様子を見にきてくれた人たちも一緒に中津のまちあるきツアーを開始。
まちあるきの出発地点である中津ブルワリー前でルートを確認してから出発~!
中津は1丁目~7丁目までありますが、今回は1丁目~4丁目をご案内。まずは、中津1丁目の地下鉄中津駅付近。
キタナガ(再生長屋の宿BIO、日替わり店舗併設)
カカオ専門店monpetit via cacao(モンプチ ビア カカオ)
1周年記念イベント準備のため臨時休業でしたので、電話対応されているオーナーさんに手を振りお店を後に。
カカオは次回のお楽しみということで!
次に、中津1丁目から2丁目へ。「わぁ~、頭あたりそう!」と言いながら、JRの高架下を恐る恐る通る。
中津1丁目から2丁目に向かうには、現在はこのような高さ制限のあるJRの高架を抜けていきますが、4年後にうめきたのまちが出来るころにはJRが地下化となり、この辺りはもっと高さのある高架になるそうです。
「よし!支えておくから、みんな通って!」な~んて遊びをしていたら、自転車で横切る地元住民はスイーッと横を通り過ぎて行く姿はシュールでした(笑)
あべのっての平川リーダ~、すでに頭当たってますw
中津の特徴をご紹介しながら中津2丁目~中津3丁目へ
今日のまちあるきのもう一つのミッションを達成するため、みんなのお台所 ひだまりさんへ訪問しました。
オーナーの堤さんは、まちのお台所として、皆さまが安心して立ち寄れる場と人々の健康を願ってマクロビオティックでつくるパンやお弁当の販売をされています。
また、循環型農業を実践する畑の運営や、循環型社会への取り組みなどにも大変関心をもっておられることを知り、中津の一番南端にあるうめきた外庭SQUAREで生ごみから堆肥をつくるコンポスト企画(現在は応募締め切りされています)をお知らせしましたら、早速参加され、お店の前にはコンポスト専用バッグが置かれていました。
コンポストとは、生ごみから堆肥づくりをすることで、有機肥料を低コストで手に入れることができ、廃棄物を削減することもできる循環型社会に向けたソーシャルグッドな取り組みです。
いずれはこの堆肥をつかって中津のまちに循環の輪を拡げたいという堤さん。
私たちも何か参加してお手伝いできないかな、と考えてみました。
まずは!
①ホップ仲間であり、タオル製造メーカーのnokori-fuku のこり福 の袋谷(ふくろや)さんからいただいたバナナを食べる。
あべのっての平川リーダーもひたすら食べて協力いただきました!
②食べた後に残った皮をコンポストチャレンジBAGにIN!
③循環型社会に向けてのこれからをみんなで考えてみるスタート地点に立つ
梅田では都市養蜂をされているNPOさんなどもあり、みつばちもお手伝いしてくれるかも。
これからどんなストーリーにつなげていけるのか。楽しみです!
次に向かったのは、中津のメインストリート?!中津商店街へ。
商店街の東西には長屋が残り、古くから中津に住む住民のみなさんの住宅街があります。商店街ができたのは、その昔、中津商店街の側に市場があり、その周りにお店が徐々に増えてきたことから、今の中津商店街ができたと言われています。
最近では商店街だけでなく、路地裏にもいろいろ店があり、路地に入ったり商店街に出てきたりとクネクネ歩くといろんなお店に出会えますが、迷路のような道を歩くと方向感覚がわからなくなるという声も上がっていました(笑)
でも、迷った時でも安心してください!上を見上げてみてください。
写真左手にグランフロントのビル群、右手には梅田スカイビル(空中庭園が見えます)の見える方向が南です。そちら方面に歩くと阪急中津駅にたどりつくことができます。
今回のホップさんぽでは中津のまちあるきをしましたが、今後はホップでつながる仲間たちといろいろな土地のまちあるきにも出かけてみたいと思います!
もちろん最後はクラフトビールを求めて★
文:山田摩利子